^

Posted date:2015.05.01

【サッカー】韓国が見た日本/最終回 CEOたちの日韓サッカー交流

Share on LinkedIn
LINEで送る
Pocket


韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

 韓国代表のナショナルトレーニングセンターであるパジュNFCの多目的ホールで12月16〜18日に行なわれた『2014年 KリーグCEOアカデミー』。Kリーグ全23クラブの代表たちが集ったシンポジウムで聴衆から一際大きな注目を集めたのは、特別講師として招かれたジェフ市原・千葉の広報・高橋薫氏のこんな言葉だった。

「クラブが公共財になれるということを意識してください。継続的な地域貢献を通じて地域住民とともに歩む必要がある」

 アカデミーの開催を担当したKリーグのキム・ジンヒョン氏によると、今回のアカデミー開催時からジェフの実例をKリーグ関係者たちに紹介したかったという。

「韓国では企業クラブも市民クラブも、地元行政や地域民との関係が円滑ではない。ジェフは企業クラブでありJ2にあっても、行政や地域との関係構築を大事にしていることを、以前の現地視察で知り、今度はKリーグ全体で共有したったのです」

 講演では、ジェフが年90回以上も地域活動に参加していることや、保育園・幼稚園・小学校に出向いている事例などが紹介され、聴衆たちのざわめきも呼んだ。

「地域貢献の大切さを認め知りつつ、実践できていないのがKリーグ各クラブの実情。ただ、もジェフの地道な活動を聞いて感じることが多かったのか、思うところはあったはず。ジェフの事例をヒントに実行してみようという声も多く聞かれましたから。現在、韓国では5つのクラブがJクラブと個別に協力関係を交わしていますが、Kリーグ全体としてもJの事例をもっと共有すべきだと思います。それが刺激になり、発展へのヒントにもなる。今後もJリーグ関係者たちを招き、クラブ運営、育成普及など、さまざまな分野で意見交換していくつもりです」(キム・ジンヒョン氏)

 KリーグとJリーグ。韓国と日本。ピッチの中では今後も宿命のライバルであり続けるのだろうが、激闘は互いの理解を深め、今やその交流はさまざまな分野に及んでいる。両国の切磋琢磨に、これからも注目していきたい。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2015年1月6・13日号掲載

 ピッチコミュニケーションズでは、韓国唯一のサッカー専門写真エージェンシーである『FA Photos』、韓国のスポーツ&エンターテインメント専門写真エージェンシーである『SPORTS KOREA』の日本における営業業務代理店業務も行なっております。写真についてのお問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、またはこちらからお願いいたします。

 

Share on LinkedIn
LINEで送る
Pocket


お名前 ※
フリガナ ※
電話番号
メールアドレス ※
お問い合わせ内容 ※



Copyright © Pitch communications Ltd. All Rights Reserved,
当サイトに掲載されている全ての画像、文章、データの無断転用、転載 をお断りします。