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Posted date:2015.06.16

【ニュース】日本の電子書籍市場の現状~アメリカ・韓国との比較から~

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電子書籍に関する最新動向をお届けします。今回は、日本の電子出版市場の現状について。電子書籍において先進国とされるアメリカ、アマゾンが参入していない韓国との比較から、日本の現状をざっくりと分析します。

電子書籍ニュース1

©Megan Trace from flickr 

 

 インプレス総合研究所『電子書籍ビジネス調査報告書2014』によると、2013年の日本の電子書籍市場は936億円。前年比28.3%増となっており、電子雑誌を合わせた電子出版市場は1000億円を超えたそうです。2018年には電子出版市場が3340億円になるとの予測も出ており、市場の拡大は間違いと言ってもいいかもしれません。

 正確な数字は把握できないものの、出版市場における電子書籍の売り上げ構成比率は、4~5%ほどと推計されています。売り上げ自体は増加しているものの、紙の出版物に比べると、まだまだこれからというのが現状と言えそうです。

 では、日本よりも進んでいるとされるアメリカの電子書籍市場はどうか。

 アメリカ出版社協会などの調査結果によると、2013年の電子書籍市場は約30億ドル(約3900億円)。単純計算で、日本の4倍弱になります。アメリカの書籍全体の売り上げが270億ドルなので、電子書籍の売り上げ構成比は10~11%。日本に比べて、電子書籍が出版市場に占める割合が2倍ほどあるため、やはりアメリカは“電子書籍先進国”と呼んでいいかもしれません。
 

 ちなみに、お隣・韓国の電子出版市場は、2013年に売り上げ1000億ウォン(約100億円)に達しました。韓国出版文化産業振興院が行なった調査結果で、全体の出版市場で占める電子書籍の割合は3%未満だったそうです。また、今後の展望も明るく、2013年を「100」とした場合、2018年の展望について、出版社は「104.1」、電子書籍出版社は「160.8」、電子書籍流通会社は「234.1」と予想。今後はアマゾンが参入する可能性もあり、韓国の電子書籍の売り上げは伸びていきそうです。

 “韓国以上、アメリカ未満”の日本の電子書籍市場。それでも、市場の見通しは非常に明るいと言えそうです。

 

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