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Posted date:2015.07.01

【野球】小久保ジャパンに立ちはだかる韓国のドタバタ監督人事

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今年11月に開催される『第1回WBSCプレミア12』。小久保裕紀監督率いる“侍ジャパン”の優勝への期待が高まっていますが、その行く手に立ちはだかることになるのがライバル韓国でしょう。WBCで死闘を演じてきた日韓が、『プレミア12』でいきなり激突するのです。ただ、韓国の代表監督人事はドタバタ劇があったようで……。

キム・インシク監督

 

今年11月に開催される『第1回WBSCプレミア12』。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催し、世界12カ国の野球代表が参加する同大会は、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に次ぐ野球の国際大会として注目を集めています。

大会は日本と台湾で行なわれ、日本では開幕戦、準決勝、決勝戦も行なわれます。小久保裕紀監督率いる“侍ジャパン”の優勝への期待が高まっていますが、その行く手に立ちはだかることになるのがライバル韓国でしょう。

何しろ日本と韓国は1次リーグで同じB組に属し、それぞれメキシコ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、アメリカなどと対戦。各組上位2チームが進出できる決勝トーナメント行きの切符をかけて対決します。それも大事な開幕戦。WBCで死闘を演じてきた日韓が、『プレミア12』でいきなり激突するのです。

注目したいのは、その韓国を率いる監督です。韓国を率いるのは、キム・インシク監督。そう、2006年と2009年のWBCで韓国代表を率いた監督です。今年で68歳。2009年シーズンを最後に現場から退き、2010年からKBO(韓国プロ野球機構)の技術委員長を務めてきましたが、6年ぶりの現場復帰となったのです。

ただ、その背景にはどうやらいろいろとドタバタ劇があったようで・・・。

というのも、そもそもKBOの規約では、「代表監督は前年度の韓国プロ野球優勝監督、もくしは準優勝監督からKBO総裁が選任する」となっています。この規約に基づいて2013年WBCでは三星ライオンズのリュ・ジュンイル監督が選ばれ、2014年仁川アジア大会でもリュ・ジュンイル監督が韓国代表を率いて金メダルに輝きました。リュ・ジュンイル監督は昨季4連覇を達成しており、規約通りに進めるなら『プレミア12』もリュ・ジュンイル監督になるはずでした。

ところが、リュ・ジュンイル監督が代表監督就任を固辞。

「『プレミア12』の初戦は11月8日。今季の韓国シリーズが11月5日ぐらいに終わると仮定すると、2〜3日しか時間がない。ほかの球団の選手たちを把握するには時間が少なさ過ぎる。固辞するしかない」と断ったらしいのです。

昨季準優勝のネクセン・ヒーローズのヨム・ギョンヨプ監督も、「監督3年目の自分にとっては候補になるだけで光栄で欲もあるが、“しっかりやれる”という確信が持てない」と固辞。その結果、白羽の矢が立ったのが現役ではないキム・インシク監督だったわけです。

一部では、元中日で昨季までKIAタイガースを率いたソン・ドンヨル前監督など、現在、浪人中の指揮官にチャンスをあげるべきだという声もありましが、KIAでの成績が良くなかったこともネックだったとか。いずれにしても、過去2回のWBCで結果を残し、“国民監督”と呼ばれるキム・インシク監督に、KBOはすがったわけです。

そのキム・インシク監督。就任会見では「日本は最強メンバーを作るようなので、我々もオ・スンファン(阪神)やイ・デホ(ソフトバンク)などにも会って参加を打診しなければならないでしょう」と語って、さっそくメンバーの物色に入っていることを明かしています。果たして9月10日予定されている第1次エントリーメンバー(45名)で、キム・インシク監督はどんな選手を選んでくるのか――。

ちなみに以前キム・インシク監督にインタビューした際、こんなボヤきがありました。

「日本は代表チームを作ろうと思えば、3、4つは作れるほど選手層が厚い。対して韓国は1チームが限界です。選手層で大きな開きがある」

それでもWBCでは“侍ジャパン”と互角に渡り合った韓国。“国民監督”のお手並み拝見といったところですね。

文/慎 武宏

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