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Posted date:2015.04.15

【サッカー】韓国が見た日本/第1回 日本はセンシティブな存在

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韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

宿命のライバルである日韓サッカー

 興味深い数字がある。今季のJリーグに登録された外国人選手の国別分布図だ。これまでJリーグの外国人選手最多輸出国といえば、毎年ブラジルがダントツのナンバーワンだったが、今年は異変が起きている。

 王国ブラジルを上回ったのは、隣国・韓国だ。今季はJ1に24名、J2に37名の計61名の韓国人選手が日本でプレーしている。

 しかも、高卒や大卒の若手ばかり。今季から日本にやってきたキム・チャンス(柏)、オ・ジェソク(ガンバ大阪)のようにKリーグで活躍し、韓国代表として国際大会に出場した選手もいるが、ほとんどがKリーグを経ずにJリーグでプロ生活をスタートさせた選手たちばかりだ。

 つまり、昨今の韓国選手にとってのJリーグは、高校や大学を卒業した若手選手の“挑戦の舞台”になっているわけだが、すべての韓国人選手たちが所属クラブでレギュラーとして活躍しているわけではない。特にJ2では日本にやって来たものの、気がつくと韓国に戻ってしまったという選手も少なくない。

 そんなこともあって、韓国のサッカーファンメディアがJリーグに寄せる関心は年々減少傾向にもあるが、だからといって韓国の日本サッカーへの関心が薄らいでしまったわけでもない。ACLなどでJリーグ勢とKリーグ勢が対決することになれば、「ミニ韓日戦」の代名詞付きで詳細に報じられ、ヨーロッパでプレーする日本人選手と韓国人選手の比較論争も絶えない。韓国サッカー界の英雄パク・チソンと入れ替える形でマンチェスター・ユナイテッド入りした香川真司については、現地報道や採点なども紹介される。

 日本代表の試合結果も詳しく報じられる。ザック・ジャバンが0-2の敗北を喫した5月30日のブルガリア戦も、「無気力だった日本、Aマッチ2連敗の屈辱」(イルガン・スポーツ)、「3バック、大失敗」(MKスポーツ)などと報じられた。その刺激的な見出しには、韓国が日本に対して抱くライバル感情も見え隠れする。似て異なり、互いを意識し合う関係性ゆえに、韓国にとって日本サッカーは何かとセンシティブな対象なのだ。そんな韓国から見た日本サッカーの姿を、このコラムを通じて紹介していきたい。名付けてイルボン(日本)白書だ。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2013年6月18日号掲載

 ピッチコミュニケーションズでは、韓国唯一のサッカー専門写真エージェンシーである『FA PHOTO』、韓国のスポーツ&エンターテインメント専門写真エージェンシーである『SPORTS KOREA』とは業務提携関係にあり、日本における営業業務代理店でもあります。写真についてのお問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、またはこちらからお願いいたします。

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