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Posted date:2015.04.15

【サッカー】韓国が見た日本/第3回 韓国代表にホン・ミョンボ監督就任

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韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

韓国代表監督に就任したホン・ミョンボ監督

 8大会連続W杯出場を決めた韓国。もっともグループリーグ最終戦のイラン戦で敗れたこともあって、試合後の記念式典でも選手たちに笑顔はなし。チームを率いたチェ・ガンヒ監督も「ダメな監督で申し訳ない」と頭を下げたほどである。皮肉じみていたのは、ブラジルW杯に向けたスローガンだった。公募して決めたというのが、『楽しめ!大韓民国』というのはこの日に限っては明らかにミスマッチ。見ているだけで痛々しく、後味が悪かった。

 もっとも、そんな悪い流れを断ち切るために登用されたのが、新たなに韓国代表監督に就任したホン・ミョンボとも言える。現役時代は“永遠のキャプテン”と呼ばれ、監督としてもロンドン五輪銅メダルの実績を誇る彼に寄せられる期待と信頼感は大きい。ロンドン五輪後に師フース・ヒディンク監督率いるロシアのアンジーFCで5ヶ月間のコーチ研修をして戻ってきた青年監督は、「One Team、One Spirit、One Goal」をスローガンに掲げ、「韓国型戦術でW杯に挑む」と宣言して注目を集めている。2018年ロシアW杯までの長期契約も噂されたが、本人の希望で契約期間は2年。来年のブラジルW杯と15年アジアカップまで、韓国は「変化と革新」の必要性を強調するホン・ミョンボを中心に回っていくことになる。

 そのホン・ミョンボ体制の初陣となるのが7月の東アジアカップだが、韓国は国内組とJリーグ組でのチーム構成で臨むとのこと。ロンドン五輪代表監督時代も、Jでプレーする韓国人選手のチェックのために頻繁に来日しただけに、7月はJの複数の試合会場で韓国代表新監督の姿を確認できることだろう。かつて平塚や柏で活躍したホン・ミョンボの目に、現在の日本サッカーがどう映っているのか。機会があればぜひとも聞いてみたいものだ。

 ちなみに、3戦全敗で終わっても韓国は日本のコンフェデ杯での戦いぶりを概ね評価している。大会は韓国のケーブルテレビでも放送されたのが、スポーツ・ソウル紙などは「3戦3敗の日本、それでもアジアの代表らしかった」と、強豪国と対等に渡り合った日本の健闘を称えている。もっとも、「攻撃は目を見張るものがあったが、守備は期待を大きく裏切るものだった」との指摘も、忘れていない。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2013年7月16日号掲載

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