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Posted date:2015.07.23

【ニュース】2015年7月の世界各国の動き【電子書籍】

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世界各国の電子書籍に関連する2015年7月のニュースをダイジェストでお伝えします!

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©Sharon & Nikki McCutcheon

 

世界各国の電子書籍に関連する2015年7月のニュースをダイジェストでお伝えします!

 

【米国】各地の公立図書館が紙書籍を買うか、電子書籍を買うか悩み中!?

 

電子書籍が日本よりも普及している米国では、とある問題が各地の公立図書館関係者たちを悩ませているそうです。それは、紙書籍と電子書籍のどちらに予算を使うかという問題。米ワシントンポストが、「Where are the books? Libraries under fire as they shift from print to digital.」という記事で報じた内容によると、米国では公立図書館の電子書籍購入費が予算全体の7%にまで伸び、相対的に紙書籍の購入数が削られつつあるそうです。図書館も未来派・保守派にわかれ議論が白熱している模様。ニューヨーク市内では図書館の本棚削減反対デモなども発生したとのことです。

 

【米国】販売とPRがセットでできる書店サイト「Reader’s Legacy」がオープン

 

セルフパブリッシング作家にとって、悩みのひとつだった作品のPR活動。それを解決してくれるかもしれない、書店サイト「Reader’s Legacy」が米国でオープンしました。「Reader’s Legacy」では、ユーザーが作家の作品をSNS上でシェアすると、litcoinというポイントをもらうことができ、同書店サイト内での書籍購入や割引に使用できるという仕組みになっているそうです。

 

【米国】大手出版5社のシェアが6%減少、セルフパブリッシングの台頭著しく

 

情報サイト「The New York Observer」によると、米国の電子書籍市場では、大手出版社のシェアが低下。一方、セルフパブリッシング作家(個人作家)たちのシェアが拡大しているようです。同社は、電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」の数字を例に出し、Kindle上での大手出版5社のベストセラー作品シェアが2015年5月の段階で、20%から14%まで下がっていることを指摘しました。大手出版5社は、Amazon社との契約更改に合わせて書籍価格の引き上げることで売上確保を達成しようとしましたが、ネット周辺でのマーケティング力の高いセルフパブリッシング作家たちが4ドル以下の値段をキープしているため、価格競争力で不利な戦いを強いられているそうです。

 

【英国】市場調査会社「2020年、世界的に電子書籍売上シェアが35%程度に」

 

英・情報サイト「The MediaBriefing」は、IT市場調査会社Ovumが電子出版市場に関する市場予測レポートを発売することを取り上げました。レポート「Digital Consumer Publishing Forecast」では、英・書籍市場での電子書籍の利益の比率は、2015年の20%から、2020年には63%に、米国も41%から63%に増加すると予測しており、世界的にみた場合には、17%から35%まで増加する見通しだそうです。一方、雑誌・新聞は、書籍ほどのペースで電子化は期待できないと発表しています。

 

【中国】国家新聞出版総局が発表「電子書籍の読者数が紙書籍を越えた」

 

中国の新華社通信(英語版)が報じたところによると、中国の国家新聞出版総局が、「電子書籍の読者数が紙書籍を初めて超えた」と明らかにしたそうです。また、そのうちの約半数はスマートフォンユーザーだったとのこと。同記事によると、中国には、14年末の段階で約6.49億人のインターネット人口がおり、そのうちの5.57億人はスマホもしくはモバイルデバイスを通じて、インターネットにアクセスしているそうです。

 

【インド】政府が電子教科書配信プラットフォーム「eBasta」を先行オープン

 

インドの情報サイト「Trak.in」は、インド政府の電子教科書を配信するためのプラットフォーム「eBasta」の公式サイトが先行オープンしたと報じました。eBastaは同国が掲げるIT戦略の一環として立案されたもので、電子図書館推進派で知られるナレンドラ・モディ首相の肝いりで進められている計画のひとつだそうです。今回はAndroid用のアプリケーションも同時に公開されるとのこと。教育省管轄下で、2018年までにフル稼働することを目指しているそうです。電子書籍分野では、教育用書籍の分野が注目を集めていますが、インドでは政府主導でプロジェクトを進む見通しです。

 

【日本】小学館、「ドラえもん」の電子書籍版配信を本格的にスタート

 

不朽の名作「ドラえもん」が、遂に電子書籍版で本格配信スタートになりました。小学館は7月15日、全国の主要な電子書籍ストアで配信を開始。過去、一部のみ限定的に電子版が配信されていましたが、本格的に販売がはじまるとのことです。なお、7月24日には「オバケのQ太郎」も配信スタートとなります。

 

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