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Posted date:2015.04.15

【サッカー】韓国が見た日本/第6回 感情的なネット上の日本評

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韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

選手に指示するホン・ミョンボ監督

 国際Aマッチデーとなった8月14日。韓国はホームにペルー代表を迎え、0-0で引き分けた。就任後4試合を消化したが、いまだ勝ち星はないホン・ミョンボ体制。主力となる欧州組の招集を見送り続けていることもあって、メディアやファンたちから不満や批判を浴びせられるまでには至っていないが、4試合で1得点に止まっている決定力には誰もがフラストレーションを募らせている。

 その一方で、相変わらずザックジャパンとの比較も論じられた。ウルグアイ相手に2-4で敗れた日本代表の試合はテレビ中継こそそれなかったが、「海外組総動員の日本、ウルグアイに完敗」と報じられ、強固に門を閉じるどこころか大量失点が続く日本の守備の脆さを「自動ドア」と皮肉る記事もあったほどだ。

 ファンの反応も気になってネットの論調も調べてみた。アクセスしたのは、『イルガン(日刊)ベスト貯蔵所』。略して“イルベ”と呼ばれ、「韓国の2ちゃんねる」とも称される掲示板サイトだ。過激で書き込みが多いことで知られる掲示板だけに、感情的な日本評が多かったが、中にはこんな意見も書き込まれていた。

「日本対ウルグアイ戦をネットで視聴したが、柿谷の活発な動き、本田にボールを供給し続けた遠藤、そのボールを正確なアシストにつなげた本田、そして香川の存在感に至るまで、日本の攻撃陣は本当に素晴らしい。足が遅く老衰した今野と、イージーミスを頻繁に犯す吉田の守備陣がもっと奮発し改善されれば、日本の世界制覇も夢物語ではないかもしれない」

 守備陣には辛辣だが、攻撃陣への評価はすごぶる高い。「中村憲剛、細貝、清武、大津などバックアップも豊富。さらに宮市、乾、宇佐美など優れたサイドアタッカーもいる。彼らをうまく活用できれば攻撃陣はさらに発展するはず」とも付け加えられていた。韓国のネチズン(ネット市民の略)たちの間でも評価が高い日本の攻撃陣。韓国代表の得点力が貧弱だけに、余計に眩しく映るのもかもしれない。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2013年9月3日号掲載

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