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Posted date:2015.04.15

【サッカー】韓国が見た日本/第16回 本田はミランで成功するか

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韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

韓国メディアでも評価が高い本田圭祐

  本田圭祐ACミラン移籍のニュースは、韓国でも大きく報じられた。テレビのスポーツニュースだけではなく、新聞各紙やインターネット・ニュースでも大々的に報道。『NAVER』、『Daum』、『Nate』といった主要ポータル・サイトの海外サッカーニュースコーナーでは、本田関連の記事が軒並みトップに上がった。その記事のほとんどが日本やイタリア発の報道を翻訳要約したものだが、いくつか韓国らしいものもあった。

 例えばスポーツ紙『スポーツ朝鮮』は、「あまりに先走る日本の記者たち」と題して、「バロンドールも夢じゃない」とした日本のスポーツ新聞の見出しをチクリ。「自国のエースが宿願の名門クラブに入団したのだからメディアが興奮するのは理解できるが、バロンドールはあまりに先走りすぎ」とやっかんだ。『スポーツ韓国』などはACミラン公式サイト内のユニホーム販売ページをキャプチャーして、「応答せよ、ジャパンマネー」という嫌らしい見出しまでつけた。嫉妬根性丸出しである。

 もっとも、そんな妬み報道はほんの一部に過ぎず、大方のメディアが本田の移籍を肯定的に報じている。もともと韓国において本田の評価は上々で、ともすると香川真二よりも高い。記者の間では「真の脱アジア選手」と呼ばれており、元韓国代表監督のチョ・グァンレ監督が、もっとも警戒しつついつも大絶賛していたのも本田だった。韓国代表監督在任中、3度日本と対戦して一度も勝てなかったチョ監督は、「上手い日本人選手は多かったが、強い日本人選手は本田が初めてだ」と舌を巻いていた。

 それだけに韓国が注目するのは、本田の今後でもある。韓国人選手がイタリアに進出した例は、00〜02年にペルージャに在籍したアン・ジョンファンしかいないこともあり、ほかの欧州3大リーグと比べるとセリエAへの関心はやや落ちるが、本田が名門ミランで大活躍すれば、アジア人選手のイメージも向上し、韓国人選手にも門戸が開かれることに期待を寄せる声もある。もっとも、本田が活躍すればするほど、歯ぎしりもするのだろうが。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2014年1月28日号掲載

 ピッチコミュニケーションズでは、韓国唯一のサッカー専門写真エージェンシーである『FA Photos』、韓国のスポーツ&エンターテインメント専門写真エージェンシーである『SPORTS KOREA』の日本における営業業務代理店業務も行なっております。写真についてのお問い合わせは、下記お問い合わせフォーム、またはこちらからお願いいたします。

 

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