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Posted date:2015.04.24

【サッカー】韓国が見た日本/18回 国内組だけじゃ力不足!?

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韓国サッカー取材歴20年の慎武宏(シン・ムグァン)が『週刊サッカーダイジェスト』で連載したコラム「韓国が見たイルボン(日本)」のバックナンバー。現在も『Webサッカーダイジェスト』で、「韓国の視点」として好評連載中。

韓国代表の海外遠征の方法に疑問の声が集る。

  1月13日から1週間のブラジル合宿を経て、コスタリカ、メキシコ、アメリカとの強化試合3連戦を戦った韓国代表。その準備状況は万全と言いたいところだが、どうやらそういうわけでもないらしい。コスタリカにはキム・シヌクのゴールで1-0の勝利を飾ったものの、メキシコには0-4、アメリカには0-2の完敗。メディアやファンたちは「空しき海外遠征」と肩を落としている。

  そもそも年始早々からの代表強化は、4年に1度の定番でもある。前回10年1月には本番を想定して南アフリカ合宿が行われ、06年1月には香港、UAE、アメリカ遠征を実施。02年W杯時は1月にアメリカ・ゴールドカップ出場、2月にウルグアイ遠征、3月に3週間のスペイン合宿を実施し、選手たちは所属クラブのキャンプにも参加させなかった。Kリーグの新シーズン開幕を遅らせたほどだ。

  そうした過程で新戦力が発掘されたり、組織力や経験値を高めてきたが、今回のブラジル&アメリカ遠征で目に見える成果はなし。欧州組を除いたKリーガー20名とキム・ジンス(新潟)、キム・ミヌ(鳥栖)らJリーグ組で構成されたチーム編成で「Kリーグ組の限界が露呈しただけ」と失望する声が多く、かえってレギュラー濃厚な欧州組と国内組との実力差を浮き彫りにさせることにもなった。KFAは今回の強化費用として10億ウォン(約1億円)を使ったと言われているが、それに見合った成果もなく、「代表当落線上にある国内組での代表強化は無用で非合理」とまで切り捨てられた。昨年11月までシーズンを戦い、年末の束の間のオフを挟んで体力作りも間々ならない状態で、W杯メンバーへの生き残りがかかった遠征に臨まねばならなかった選手たちにとっては、泣き面に蜂といったところだろう。

  それだけに注目されるのは3月5日のAマッチ・デーだ。韓国は敵地でギリシャ代表と強化試合と対戦。欧州組の招集確実な試合で、どれだけ国内組が選出されるだろうか。日本にとってもギリシャはブラジルW杯で対戦するだけに、韓国の戦いぶりはひとつの参考になるに違いない。

文/慎 武宏

週刊サッカーダイジェスト 2014年2月25日号掲載

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